- ■ネットワーク
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ここまで来たら、次の仕事はネットワークの設定です。 Gentooはどうやらネットワーク経由で色々足りないものを持って来るらしいので、 ネットワークの設定がうまくいっていないとどうしようもありません。 自分の環境に合わせてセッティングしましょう。一応、私の環境では以下のようなコマンドで設定しました。
# modprobe 8139too # ifconfig eth0 172.16.145.128 \ > broadcast 172.16.145.255 \ > netmask 255.255.254.0 # route add -net default gw 172.16.145.254 \ > netmask 0.0.0.0 metric 1
ネットワークカード、IPアドレス、ブロードキャストアドレス、ネットマスク、 デフォルトゲートウェイの設定をここで行っています。 もしもここに書いてあることの意味が分からないのであれば、 管理者に聞くことを強くお勧めします。IP Spoofingだけはしないように!
もし自分のネットワークカードのモジュール名が分からなければ、 lsmod と打ってリターンを押して下さい。そうすると起動時に検知されたモジュールがリストされます。 ここに既にリストされているならmodprobeする必要はありません。 なければ、/proc/pciをcatしてみるなりなんなりしてハードウェアを確かめ、
ls /lib/modules/*/kernel/drivers/net
と打ってみて、 それっぽいモジュールを組み込みましょう。
これが終わったら適当にpingでも打ってみて、 ネットワークがうまく繋がっていることを確かめて下さい(この段階ではまだDNS設定を行っていないので、 IPアドレスを指定してやる必要があります)。
ネットワークに繋がっているかどうかを確かめたら、次はDNSサーバの設定です。 /etc/resolv.confに自分の使っているDNSサーバを書き加えましょう。
# nano -w /etc/resolv.conf
私の環境では、以下のようになりました。
domain iwate-pu.ac.jp search comlab.soft.iwate-pu.ac.jp nameserver 172.16.164.2 nameserver 172.16.164.3 nameserver 172.16.22.32
編集が終わったらセーブして終了します。Ctrl+O、 Ctrl+Xと入力すればOKです。 先程のようにホスト名指定でpingを打って、通れば完了です。
# ifconfig
と打つだけでも設定を確認出来ます。