- Alpha Architecture -

■ RedHatLiunx のアップデート

さて Lysithea に無事OSが入ったけど、なにぶん RedHatLinux5.0 じゃ古すぎてちょっとキツイので、 色々アップデートせねばなぁと考え、手始めにカーネルでも新しくするか、と考えた。

思い立ったが吉日、早速 www.kernel.org からカーネルソースを持って来ようと X を起動。ブラウザブラウザ…と。 …ん? netscape も mozilla もない。オウシット。 しょうがないので lynx で行くことに。うはあ、こんなん使ったの初めてだよ。

で、無事カーネルソースを持って来た。/usr/srctar xjpvf で展開してリンク張って…と。 さぁいくぞ。 必殺 make menuconfig

…ガリガリとエラー吐きまくり。 ダメだこりゃ。終わってるよ。さすがに oldconfig なんか使う気にならん。

■ Lysithea への Debian GNU/Linux 3.0 woody のインストール

色々考えた結果、このRedHatLinuxをアップデートするよりも新規に入れる方が楽だということに気付く。 というわけで、Alpha対応のOSを調べる。 すると、こんな感じだということが分かった。

Alpha対応OS
  • RedHat Linux
  • Vine Linux
  • Kondara MNU/Linux
  • Debian GNU/Linux
  • FreeBSD
  • NetBSD
  • OpenBSD
  • WindowsNT

他にもまだまだあると思うけど面倒だからこの辺で止めました。 むぅ、こうして見てみると結構たくさんあるなあ。どれにしようか。 …RPMは嫌いだからRedHatは外れる。VineもRPMだけどaptがある…けど微妙。 BSD系はARCやAlphaBIOSじゃダメっぽい。Winは論外。 Kondaraも、使ってみたい気はするけど…うーん。やっぱDebianかなあ。

ってことでDebianに決定。さーインストール開始だ。 インストールするに当たって、大事なのはまず情報収集。…てなわけで検索して最初に引っかかった Debianのインストールガイド をじっくり読む。やっぱ配布元のドキュメントが基本だよね。

ふむふむ…ここを読む限りでは、どうやら rescueイメージと rootイメージ、それに MILOディスクが必要らしい。 まぁこれはRedHatの時と変わらんでしょ。適当にやっちまえ。行けddコマンド! ちなみに MILOディスクは面倒だったのでRedHatのやつをそのまま流用。

RedHatと同じように、MILOディスクで起動してディスケットを rescueに入れ換え、

 MILO> boot fd0:linux.bin root=/dev/fd0 load_ramdisk=1

ってな感じに。 カーネルのロードが終わればあとは rootディスクを差してやればめでたくインストーラの起動。 んー、一回でもやれば慣れるもんだね。英字配列のキーボードにも慣れたし。

ここからは普通に Debian/Intel のインストールをするのと変わりないので割愛。 ただし、最後にブート設定があるのが注意。 これは要するに、RedHatの時には手動でやった、MILOをハードディスクに落とす作業だと思われる。 つまり、パーティション分割の作業をインストーラが起動する前にどうにかしてやっておく必要がある。 …いや必要はないかも知れないけど、少なくとも FATパーティションの作成くらいは AlphaBIOSのメニューからでも出来るからやっといた方が後々楽だと思う。 …てなわけで私はRedHatの時に作った FATパーティションをそのまま流用。 んー流用だらけ。

インストールが終わったら、もちろんブートメニューを作る。

Label::  Debian GNU/Linux 3.0 woody Kernel-2.2.20
Boot:: Disk1, Pertition1 \linload.exe
OS:: Disk0, Pertition1 \milo

OPTION:: boot sda1:vmlinuz-2.2.20-generic root=/dev/sda3

こんな感じ。

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