- Column -

■ 食

友人の中には、何を食べても(というわけではないだろうけど、そう見える)「まずい」。 店に入って、沢山頼んでおいて「もう食べれない」などと言って残す人がいる。 まぁ私に彼らをどうこう言う権利はないし言うつもりもないけど、何故そういうことを平気で出来るのだろう? と不思議に思う。

私は大食いで何でも食べる。 でもそれは育ちにも深く関係があると思う。小さい頃は「何でも美味しいといって食べなさい」 「出されたご飯は一粒も残さず食べなさい」といって育てられてきた。そのためお菓子なんてご法度、 「ご飯が入らなくなるから食べちゃダメ」と言われてきたもんです。

そりゃ苦手な食物もあるけど、でも決して食べれないものじゃない。ただ苦手なだけ。 食堂とかで、出されたらちゃんと食べます。給食も残したことはない。一所懸命料理を作ってくれた人に、 そして食材を作ってくれた人に悪いと思うからだ。自分で作ったり、あるいは親が作ってくれるような環境で残すのはまだいい。 捨てずに冷蔵庫などで保存して、後で食べられるからだ(しない人もいるだろうけど)。 ところが食堂などでは、客が食べ残したものは十中八九捨てる。いや捨てざるを得ない(豚などの餌にする所もあるらしいけど)。

…もったいないとは思わないのだろうか?

グルメ系のTV番組とかあるけど、あれを見てていつも思うこと…「本当に美味しいのか?」

「美味しいものを食べるのと美味しくものを食べるのは違う」…私の好きな言葉の一つ。 こういうことについて、皆さんはどう思いますか?

<< TOP       < PREV       NEXT >