- Column -

■ 進化とは?

人類が電気というものの正体を知ってから早200年。200年前から今までの間に色々なものが開発されてきた。 PCなどのコンピュータもその一つ。トーマス・エジソンは電球を開発して、夜でも昼間のような明るさを保つことを実現したし、 グラハム・ベルは電話を開発し、遠くの人とリアルタイムで交信することを実現した。 そして電気関連の最大の発明に、上に挙げたコンピュータというものがあると言える。 開発した人々は、「これで生活が潤う」と思って開発したんだと思う。

こういうものが開発されてきて、確かに生活水準は上がり潤ったとも言えるだろうが、 「本当の意味で」人々の生活は良くなったのだろうか?

携帯電話を持ち、仕事があれば24時間いつでもどこでも呼び出される。 コンピュータもだんだんモバイル化し、例えば仕事の都合などで出張する時列車や飛行機の中でまで仕事をさせられる。 従来ならばたとえ仕事での出張でも移動中は仕事のことなんて忘れてのんびりできたはず。

そんなに時間を取られて、本当に潤っていると言えるだろうか? まぁ確かに、クライアントは潤っていると言えるかもしれない。 しかしサーバーは休みなく働き続けなければならない。インターネットなどは24時間営業(?) で人々はいつでも情報を引き出すことができるけど、それはサーバコンピュータが24時間動き続けているおかげだ。 それはコンピュータが動いてるだけだからまぁいいけど、コンピュータのメンテナンスは自動では行われない。 メンテナンスは人間がやる。仕事は増えるばかり。コンピュータは人間の道具として作られたはず。 コンピュータに使われていいのか?

それでもこの世界は Dog Year という凄まじいスピードで進歩し続けるのか?
「進化を止めた生物に生きる価値はない」という言葉があるけど、このまま進化し続けて、どこまで行くのだろう?
また、これはコンピュータのことを勉強している私からの視点でしかない。 やっと気付いてきたみたいだけど、例えば環境問題とかの視点で見ればもっと深刻な問題だったに違いない。

まぁ何が言いたいのかよーわからんようになったけど、要はこのまま突き進んでいいもんかねぇってこと。

<< TOP       < PREV       NEXT >